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Fallout 4 PC版のベンチマーク等を行った、マウスコンピュータのゲームPCブランド『G-Tune』の『NEXTGEAR i855PA7-SP』のレビューです。

NEXTGEAR i855PA7-SPは、CPUに最新の第6世代Haswell-Eの後継となる「Broadwell-E」インテル Core i7-6800K、 GPUに最新世代「Pascal」でシングルGPU世界最速を誇る NVIDIA GeForce GTX1080 8GBという、どちらも2016年5月下旬に発売したばかりの最新の高性能パーツを登載しています!

また、メモリは大容量の32GB、さらに480GB SSDまで登載している隙の無い超ハイスペックゲームPCで、価格は249,800 円からです。

(フォールアウト4PC版のベンチマーク内容や価格、スペック等は2016年6月16日現在のものであり、製品仕様・販売価格は変更となる場合があります。また、価格表記は税抜きであり、レビュー機はレンタルしたものです。)

NEXTGEAR i855PA7-SPのスペック

CPU

インテル® Core™ i7-6800K プロセッサー
(6コア/ 3.40GHz/ TB時最大3.60GHz/ 15MB スマートキャッシュ/ HT対応)

グラフィック

GeForce® GTX™ 1080(8GB)

メモリ

32GB PC4-17000 (8GB×4/クアッドチャネル)

SSD

480GB Serial ATAIII (6Gbps/ Serial ATAIII接続)

チップセット

インテル® X99 Express (ATX)

光学ドライブ

DVDスーパーマルチドライブ

カードリーダー

マルチカードリーダー

電源

700W/ AC 100V(50/60Hz) 【80PLUS® BRONZE】

保証期間

1年間無償保証・24時間×365日電話サポート

上記スペックは2016年6月16日現在のものであり、現在は変更となっている場合があります。

2016年6月24日現在、NEXTGEAR i855PA7-SPがラインナップから無くなっていますが、同スペックPCであるNEXTGEAR i850PA7-SPがリンク先にあります。最新情報や詳細な仕様に関しては、こちらを御覧ください。

外観

PCケースは、以前紹介したGTX 980 Ti登載のNEXTGEAR i650PA4-SP3 や、GTX 970登載のNEXTGEAR i650GA3-FF14 と同じケースを使用しているようです。

前面

frontfront-2 front-3

フロントパネルは、まるで西洋騎士の兜みたいなデザインですね。下部に吸気口もあります。このフロントパネルは開閉可能で、さらに脱着も可能です。

フロントのメッシュパネルはスポンジの防塵フィルターです。ワンタッチで脱着可能なので、メンテナンスが容易です。

ホコリはPCの大敵です。しかし、そのホコリを防ぐフィルターが最初から登載され、かつ簡単に掃除できるため、結果的にPC寿命が伸びます

天面

top

天面には、電源と接続端子(マルチカードリーダー、USB3.0が2つ、USB2.0が2つ、マイク入力、ヘッドホン出力)があります。USBがフロントに4つもあるのは使いやすいですね。一般的なPCと違い、マルチカードリーダーを登載しているのも便利です。

側面

left right-1

片側にはメッシュ状の吸気口があり、グラフィックボードの冷却性に気をつけていることが分かります。

底面

bottom

底面には排気口があり、ゴム足で空気が通りやすくなっています。

内部

right-2-b

ケース内部を見ると、フロント部分からグラボまで、かなりスペースがあるのが分かると思います。フロントファンからグラボへ直接的な冷却を行っているので、SLIといった複数のグラフィックカードの登載も可能な冷却性を持っています。

エアフローは、内部の熱を背面ファンと底面の電源によって効率的に排気されるようになっています。

シングルGPU世界最速を誇る NVIDIA GeForce GTX 1080 8GB

GTX 1080 Founders Edition

登載されているグラボは、2016年5月27日に発売したばかりの、現在シングルGPU世界最速を誇るNVIDIA GeForce GTX 1080 8GBで、これだけで約10万円するPCパーツです!

性能的には、前世代のハイスペックGPUのGTX 980を2枚 SLI接続したものと同等以上の速度があります!

しかも、消費電力はGTX 980 1枚と同程度となっています!

ちなみに、電源が入ると「GEFORCE GTX」の緑色の文字が光ります。

「Broadwell-E」インテル Core i7-6800K

i7-6800k

CPUは、2016年5月31日に発売したばかりの、第6世代Haswell-Eの後継となる「Broadwell-E」インテル Core i7-6800K です!

画像は、そのCPUを冷やすクーラーですが、かなり存在感があり頼もしく見えます。

気になる性能は、CPUベンチマークであるPassMarkによると、i7-6800K は i7-6700Kと比較して1.24倍のスコアがありました!

ベンチマーク

実際にFO4などPCゲームのベンチマークや動作確認を行いました。

以前紹介した同社のGTX 980 Ti登載ハイスペックゲームPCであるNEXTGEAR i650PA4-SP3と比較してみると面白いかもしれません。

なお、今までは解像度1920×1080のベンチマークまででしたが、今回はせっかくのGTX 1080登載PCなので、2560×1440と3840×2160のベンチマークも一部のPCゲームで行いました。

フォールアウト4 PC版

fallout4

Fallout 4 PC版』の動作確認とベンチマークをウルトラ設定で行いました。

解像度1920×1080で平均117.75fpsです!解像度2560×1440では平均104.71fpsで、1920×1080とあまり変わらない非常に高いfpsです!

期待の4K解像度3840×2160では平均 61.18 fpsです!

FO4が発売したばかりの時は、グラボ2枚刺しのSLIを除き、4k解像度をまともに遊べるグラボが無くて愕然としましたが、さすがは最新のGTX1080を登載したゲームPCです!1枚のグラボだけでウルトラ設定&4K解像度でもヌルヌル動作する初のゲームPCと言えるでしょう!

これくらいのfpsが有ればフォールアウトPC版に高画質MODを導入して、動画キャプチャ配信・ゲーム実況をしてもヌルヌルです!

 設定 / 解像度 最小 平均 最大

ウルトラ設定 / 1920×1080

87 117.75 143

ウルトラ設定 / 2560×1440

81 104.71 135

ウルトラ設定 / 3840×2160

46 61.18 74

スカイリム

skyrim

FO4と同じオープンワールド系PCゲームであるThe Elder Scrolls V: Skyrimのベンチマークを行いました。

4K解像度で公式の高解像度MOD(High Resolution Texture Pack)を導入しても、平均 94.02 fpsという超ヌルヌルでした!

 設定 最小 平均 最大

ウルトラ / 1920×1080 / 高解像度MOD

130 135.24 140

ウルトラ / 1920×1080

130 163.52 211

ウルトラ / 2560×1440 / 高解像度MOD

81 139.00 245

ウルトラ / 3840×2160 / 高解像度MOD

72 94.02 110

ウルトラ / 3840×2160

79 99.93 113

マインクラフト

minecraft_1.8.9

12 chunk, 32 chunkともにかなり高いfpsです!

これだけ高いfpsなら、影MODや水面MODなど高画質MODを入れても快適に動作します!

設定 最小 平均 最大
12 chunk 241 304.53 394
32 chunk 110 168.58 341

FF14

ff14-dx11

FF14でも非常に高いスコアです!4K解像度&DirectX 11でも、最高品質でとても快適高品質(デスクトップPC)なら非常に快適になります!

新生

 

 設定 スコア

最高品質 / 1920×1080

21941 (非常に快適)

イシュガルド

 

 設定 スコア

最高品質 / 1920×1080 /DirectX 9

18970 (非常に快適)

最高品質 / 1920×1080 / DirectX 11

17924 (非常に快適)

最高品質 / 2560×1440 / DirectX 9

15775 (非常に快適)

最高品質 / 2560×1440 / DirectX 11

13400 (非常に快適)

最高品質 / 3840×2160 / DirectX 9

8841 (非常に快適)

高品質(デスクトップPC) / 3840×2160 / DirectX 11

7938 (非常に快適)

最高品質 / 3840×2160 / DirectX 11

6779 (とても快適)

ドラクエ10

dq10

最高品質 1920×1080で【20484】すごく快適【はぐれメタル級】です!

スコア

最高品質 / 1920×1080

20484 (すごく快適)

ドラゴンズドグマ オンライン

ddon

最高品質 1920×1080で【11982】とてもです!

スコア

最高品質 / 1920×1080

11982 (快適)

PSO2

pso2-6

設定6、解像度1980×1080で計測したところ、 スコア【65587】を記録しました!これは快適な動作が見込める【5001】を大幅に上回っています

スコア

Ver.2.0 / 最高品質 / 1920×1080 / 設定5

144543 (快適)

エピソード4 / 最高品質 /1920×1080 / 設定6

65587 (快適)

モンハン フロンティア

mhf

モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐)ベンチマークを4K解像度で計測したところ、【14466】でした! 非常に高いスコアです!

スコア

1920×1080

48420

2560×1440

30368

3840×2160

14466

3DMark

3dmark-f

3Dベンチマークソフトである3DMarkで、FIRE STRIKEのベンチマークを行いました。

FIRE STRIKE

17419

Graphics score

21592

Physics score

15658

Combined score

7638

3dmark

ゲーミングPCのFIRE STRIKEのスコアは『9271』ですが、 NEXTGEAR i650PA4-SP3 のスコアはその1.8倍以上の【17419】です!

また、GTX 980 Ti登載のNEXTGEAR i650PA4-SP3の【14169】と比べ、約1.23倍のスコアでもあります!

4KゲーミングPCよりは2.2%低いですが、ほぼ誤差と言っていいと思います。

この結果は全体の上位 4%に位置する驚異的な数値です!

静音性

静音性のチェックを行いました。室内は31.5dBAです。

PCから50cmの位置に騒音計を置いた場合、低負荷時36.0dBA、高負荷時は若干ファンノイズがあり39.0dBAです。

とはいえ、さすが最新のGTX 1080だけあってスペックを持て余しているのか、滅多に高負荷の状態になりません。FF14ベンチマークでも、たまにしか高負荷にならず、高負荷になっても1秒後には、また低負荷に戻るといった感じです。

その高負荷時も、PCの位置を離したり、イヤホンをすれば気にならないレベルです。

Fallout 4が4KでもヌルヌルのPC!

NEXTGEAR i855PA7-SPは、CPUに最新の第6世代Haswell-Eの後継となる「Broadwell-E」インテル Core i7-6800K、 GPUに最新世代「Pascal」でシングルGPU世界最速を誇る NVIDIA GeForce GTX1080 8GBという、どちらも2016年5月下旬に発売したばかりの最新の高性能パーツを登載しています!

また、メモリは大容量の32GB、さらに480GB SSDまで登載している隙の無い超ハイスペックゲームPCです。

ベンチマーク結果によると、フォールアウト4 PC版を含めた全てのゲームで、4K解像度の最高設定でも非常に快適にプレイできることが分かりました!4K解像度でこれだけの結果が出るのは、新たな世界が開いた感じですね。もちろんゲームしながら動画を見たり、動画キャプチャやゲーム実況も余裕です!

ケースも凝っていて熱対策も万全、さらに防塵フィルターでホコリ対策までしているためPC寿命も長いです!

価格は 249,800 円からですが、世界最速のGPUと最新CPU、大容量メモリとSSDを登載してこの値段ですからむしろ激安です!今後PCゲームは4K対応が増え、コンテンツもどんどん増えていきますが、これだけのハイスペックPCがあれば最新ゲームが出るたびにPCを買い換える必要が無くなり、長期的に見ても安くつきます。

価格やスペックは、2016年6月16日現在のものなので、時期により変わる場合があります。2016年6月24日現在、NEXTGEAR i855PA7-SPがラインナップから無くなっているので、同スペックPCであるNEXTGEAR i850PA7-SPのリンクを貼っておきます。

PC購入の際は、メモリ、HDDやSSD、CPUグリス等もカスタマイズ可能なので自分好みのスペックにできます!ぜひ下記リンク先から実際に確認してみてください!

 
価格:
販売元
快適度

マウスコンピューター/G-Tune