Fallout 4 PC版は、60 fpsに制限されていますが、解放する設定があります。

方法は、「マイ ドキュメント\My Games\Fallout4」フォルダにある「Fallout4Prefs.ini」をテキストエディタで開き、[Display]セクションの「iPresentinterval=1」の値「1」を「0」に変更します。

60-fps

ただし、60 fps制限はFallout 4 PC版を起動するたびになるため、起動の度に設定を弄りたくない場合は「Fallout4Prefs.ini」を「読み取り専用」に設定しておく必要があります。

方法は、「Fallout4Prefs.ini」を右クリックしてメニューからプロパティを選び、属性「読み取り専用」をチェックします。

なお、「読み取り専用」後に解像度などの設定変更をしたい場合は、同じ手順で「読み取り専用」のチェックを外す必要があります。

60 fps制限を解除するとカクカクが改善するかも

60 fps制限解除の一番のメリットは、PCスペックにもよりますが、解除するとfpsの下限値が向上することです。

例えば、下限が30 fpsだったのが、制限解除すると40 fpsになることもあり、カクつきが大分改善します。

60 fpsを超えるとバグるかも?

Fallout 4 PC版の60 fps制限は公式で制限しているものであるため、60 fps制限を解除した常用プレイだと問題が起こる可能性があります。

公式が想定していない60 fps以上を大幅に超えるフレームレートになると、物理シュミレーション上の予期せぬ不具合が起きるかも、ということです。

Fallout 4 PC版を60 fps制限解除で実際にプレイたところ、

  1. 鍵開けが異常に高速になってやりづらくなる
  2. NPCと会話途中に次の会話が始まる
  3. 狭い通路で異常に足が早くなる

などのバグが起こりました。

特に3番目のバグは敵も早くなっているため、銃弾など攻撃も早くなっています。そのため、一瞬でHPが減って即死することもあるため、難易度があがります。

同じオープンワールド系RPGのスカイリムPC版では、fps制限解除で大幅なfpsになった場合、OPで馬車が横転してゲームが進まなくなる他、いろいろな不具合があるためベンチマーク以外でのfps制限解除はしませんでした。

fps制限を解除して何かおかしなバグが起きたら、戻したほうが良いでしょう。

以下は、海外の「fpsが上昇するとゲーム内のシミュレーションも加速する」という報告動画です。

30 fps制限されている場合

ちなみに、PS4 / Xbox Oneは30 fpsに制限されていますが、Fallout 4 PC版でもバグか何かで30 fps制限になる場合があります。

その場合も、上記設定でfpsが向上しますが、ウィンドウモードにしたり、逆にフルスクリーンに戻したりすると改善される場合もあります。

詳しい方法は、Fallout 4 PC版の30 fpsで制限されるバグ?を改善するには?を御覧ください。